今年の機材の入れ替えの追加。ケーブルと、EVを2本!
今回の入れ替えは、前のブログでも言っていますが、まずはケーブル。

ノイズの出やすいこのエフェクターボードの中ですが、
現在使っているエフェクターは、
★1980年代のTC ElectronicのStereo Chorus + Pitch Modulator & Flanger

現行品はこんな感じでちょっとデザインが違う。

これ、年式によって音が違うんですね。実は!
このエフェクターは、中川いさとさんも使っていて有名ですよね。
アコースティックには非常にイイサウンドを作ってくれるエフェクターです。
★DIGITECH ( デジテック ) の RV-7 Stereo Reverb


これは、リバーブで有名なレキシコンの技術を導入してあるコンパクトエフェクトなんですね。
この二つが基本的な音作りのメインになっているのですが、
今回は、エフェクトも重要ですが、それをつなぐケーブル。これがだめなものだと、そのケーブルからノイズが発生したりするんですね。
ということで、
Stereo Chorus + Pitch Modulator & Flangerと、RV-7 Stereo Reverbをつなぐパッチにも気を遣おうということで、
この二つのエフェクトをつなぐパッチには、モガミのケーブルを使うことにしました。

そして、エフェクターボードの中のグレーのケーブル、前のブログでも書きましたが、
EX-PROのパッチ専用のケーブルです。

Ex-proでは芯線、シールド線とも理想の線数を保持し、
絶縁材もHIIIXを従来同様の厚さで使用しながら、
シースに新素材JIIIXを採用することにより、
太くても驚異的な柔軟性を実現。
高音質、低損失、無ノイズ、高耐久性、高柔軟性を具現化した
究極のパッチ・ケーブル
ってわけでして、結構信頼性もあるものですので、このあたりもバージョンアップさせました。
そして、ケーブル関係では、うちの様に機材を機材車で運んで、コンサートも音響も全部やってしまうという音楽レーベル?ですので、機材関係のケーブルを基本的にCANARE(カナレ)にしました。
何といっても、ノイズが出にくい、耐久性がある、取り回しがいい、サウンドも素直というわけです。
パッチ系のホーン×ホーン、シールド関係はこんな感じでたくさん仕入れました。


これ、全部CANARE。
僕は愛知県の日進市ですが、このCANAREという会社。本社がこの愛知県日進市にあるんですよ。
このビルが日進の小高い山に建っています。

まさか、この建物の会社が、いまや世界標準となるようなケーブルを作っているとは、ってビックリしました。近所ですから。
この名古屋の名東区近くでカナレといえば、香流(かなれ)という場所があるんで、これが社名になっているのかな?
ということで、立ち上げ用のケーブルも6本入手しました。

キャノンはノイトリック製のものに統一しました。

中が金メッキでプロ仕様でして、このあたりもこだわってしまった。
マイクケーブルも5mを10本ほど仕入れました。

こんな感じで、ケーブルのバージョンアップを図りました。
それと、今回は、思い切ってスピーカーもバージョンアップさせようと考えていまして、
やっぱり、EV(エレクトロボイス)ですかね。
ただ、SX300とかは、どこの音響屋さんでも持っていますし、高いし、
僕らは、安くて、いかに良いサウンドを作るかということに意地にも近いものを持っていまして、
さらに、基本、雅音人のTamikoさんの声をいかにきれいに出すか。
ここにポイントを置いていますので、サウンドとして上品で抜けの良い、また安くて評価の高いという
まるで、対極的なものを両方持っているものを探してしまうのですが
どうも、このあたりがかなり良さそうです。
EV ( エレクトロボイス ) の ELX115

■SRスピーカー
■スピーカー:15インチウーハー(EVS-15K)x1、ツイーター(DH-1K)x1
■許容入力:800W(プログラム、1,600W(ピーク)
■インピーダンス:8Ω
■コネクター:スピコンx2
■寸法、重量:70.8H×43.2W×38.2Dcm、23kg
っていうことでして、
800W入りますし、抜けもよく、低域の切れもいい。という評価の上に安い。
サウンドハウスのPBのクラシックプロのCSP10とか使っている人が目からうろこというレビューもあり
このCSPシリーズもとても良いスピーカーなのですが、それを使っている人が目からうろこっていうことは
どんな音??というようなわけで、興味を持ってしまった。
これ、モニターにも使える。

ということで、
売る機材もいろいろ出てきますが、バージョンアップはしっかりと行った方がコンサートのクオリティもあがるというわけで、このEVも具体的にして行こうと思っています。
来年早々から木祖村さんの仕事が名古屋でありますので、ワンランク上のコンサート、来年は目指していこうと思っています。
ということで、いろいろの情報ですが、ご参考までに。
今年の機材の入れ替えはケーブル関係だけ!いや、これが軽視できないのです。
今回の機材の入れ替えは、主にケーブルのバージョンアップです。
特に、ボーカルから卓や、ギターからDI、DIから卓というマイク関係のケーブル、卓からEQ、EQからパワーアンプという立ち上げ部のケーブル関係
このあたりも基本的に入れ替えたいと思っています。
そう、まずは、エフェクトを変えるとか、プリアンプを変えるとかという前に、ケーブルを変えることは、まずは重大なポイントです。
何故なら、ケーブルを交換すると音が変わるからです。
安いシールドで、間にコーラスをかましていますが、ギターの音が細かったという問題があるとします。
その場合、ギターのピックアップが線が細い音がしているのでは?と思いがち。
それとか、エフェクトをかますと細くなってしまうのでは?とか、いろいろ考えるのですが、
安いシールドをモンスターケーブルにすべて交換してみます。
すると、まるっきり音像が変わってしまいます。
今まで細かった線が太くなるという様に変わります。
ってわけで、ノイズや音の太さなど、ケーブルを変えるだけで変わったりするのですね。
ということで、パッチケーブルをカナレに全部交換!!ということで、徹底して仕入れてきました。

これ、全部カナレ。
カナレって、もう世界標準と言ってもいいくらい一般的なケーブルになっていますが、その理由は取り回しの良さと音のクリア感でしょうね。
いらない低域がカットされたり、ケーブルを変えるだけで変わりますし、とても安定感のある耐久性も高いケーブルだと思います。
他にも、今回はカナレXLR(キャノン)の5mを10本ほどと、パッチ系のXLRを6本ほど仕入れる予定になっています。
マイクケーブルには是非試したい、これ。
モンスターケーブル


これ、ボーカルのケーブルに使いたいと思って仕入れてきました。
モンスターケーブルにしたら、ボーカルがどんな音になるか楽しみですね。
それと、エフェクターボード内

これも、パッチ系を EX-proという高級ケーブルにしてみました。この灰色なのがそうですね。
このシールドも定評のあるものですので、安心して使えそうです。
リバーブに付いている細いケーブルはジョージエルス。これも定評のあるケーブルですね。
コーラスからリバーブのケーブルも後で変えようと思っていますので、
大体新しくなりますね。
ということで、これだけで、安定した音響現場の状況になるのではと思っています。
12月14日のファインビュー室山、1月25日の名古屋栄ガスビルの雅音人ミニコンサートは
こういう感じでケーブルも新しくして望みたいと思っています。
ケーブルは大事ですよ~。
Shure BETA58入手、検証 他マイクの特徴など
ほとんどがLINE6のワイヤレスを使っていますので、最近は有線マイクを使うこと自体が少ないですが、
先日、ケーブルを買ったのと一緒にBETA58も安く売っていたので、買ってみました。


抜けの良いマイクということは、大体のサイトにありますので、そのあたりは抜きにして
僕の一番注目したのは、吹かれに強いという点です。
大抵のマイクは、それなりに、ぱぴぷぺぽ、というあたりでポンポンとポップノイズが入るのですが
これ、全く入りません。
そこはちょっとビックリしました。
実は、アンチ巨人じゃないですが、うちはSHURE SM58は今のところ使っていません。
ここで、コンサート用のマイクを少し解説。
SENNHEISER e945

くっきりと輪郭が出るマイクです。ボーカルでハスキーの方で輪郭が欲しいときにこのマイクを使用します。
もともと声の立つ方にこのマイクを使うとギンギンになってしまうので、誰でも使えるというマイクではないんですよね。
Electrovice N/D767a

意外と使えるマイクなんですよ。これ。僕はコンサートでハーモニカ用によく使います。音が丸くて暖かい感じです。ハーモニカなど、もともと音がギンギン来るサウンドにこれを使うと丸くなっていいと思いますよ。
Audix OM-6

これは2本もっています。このマイク、実は、あまり前に出てこない音になります。非常にシルキーな感じのサウンドになるので、いいのですが、これを聴かせたいって時にこのマイクを使うと、脇役的な感じになってしまうので、もともと脇役になるべきサウンドに使っています。
ギターの生録り、ピアノの生録り、コーラスなどにいいかな。案外使えます。
AUDIOTECHNICA AE6100

このマイク、あまり知られていませんが、マルチに使えるマイクですね。声の立つ人もハスキーで輪郭の無い人にも、楽器にも使えて、それなりに表現してくれるので、便利なマイクです。
RODE NT3

これ、2本持っています。コンサートで使えるコンデンサーマイクですね。こもって欲しくない楽器などに使うと、いい感じになりますよ。僕は、サックス録りはこれです。生ギターなどの楽器にもリアル感が出て、これはいいですよ。
たとえば、器楽メインの演奏でしたら、これをメインの楽器にもってくると、十分いいサウンドで出せますよ。
SHURE BETA57

音が硬いですね。57ですから、もともとそういうマイクなんですが、言葉とかをよく聴かせたいとかの講演会など、これ使うと、聞き取りやすい音で使えますね。
楽器用ですが、僕は楽器の音にも丸みが欲しいと思う人なので、実はあまり楽器には使っていません。
SHURE SM57

確かに、ハウリにも強い、低域、高域をばっさり切った感じの真四角の感じのサウンド。ステージ上でハウリングなどおきない様にしやすいサウンドですね。
音っていうよりは、ステージ上で問題を起こさないという点を重視したサウンドの様に思いますね。
で、BETA58の位置関係はどんな感じ?ってとこですが
間違いないくボーカルに使えますね。それも、マルチに。思ったよりもどんな声の人にも使えそうで、
意外と便利に活躍できそうなマイクです。
ポップノイズも出ないということは、ちょっとした録音にも使えるかもです。
これからいろいろ活躍してしていただきましょう!!
瞽女(ごぜ)の里は雪の夢唄 追加プレス決定!

原作
宮島治生
朗読
清水陸子
音楽
雅音人
サックスソロ
久米田廣道
瞽女唄
萱森直子
この作品、朗読から瞽女唄までが、一つの物語になっています。
この世界をどう表現しようかと宮島さんもお考えになって、音楽ドラマ仕立てになったんですね。
これが、ことのほか、反響を生んでいます。
新潟で実在された瞽女さんの物語ということで、年配の方々は知っている方もいらっしゃいますし、
また、過去に、瞽女唄をテーマに作られた作品は数多くありますが、
瞽女さんそのものを表現した作品は無いようでして、新しい切り口というわけですね。
それと萱森直子さんの瞽女唄が収録してあるということでして、
この方は、日本の瞽女唄の第一人者。
研究材料にも使われそうな勢いなんですね。
ということで、手元にCDがなくなってまいりましたので、好評につき追加プレスということで決定しました。
29日ころに手元に届きますので、その後は、手売りも開始します。
是非、この機会に瞽女文化に興味を持っていただければと思います。
イベントも検討中。
よろしくお願いいたします。
11月17日 羽島高校91周年同窓会総会、懇親会にて雅音人コンサート

今回は、出雲崎でも活躍してくれました、サックス奏者の久米田廣道さんと、
ぬくもりが伝わりますかでピアノを弾いてくれたピアニストの内藤貴子さんとジョイントでコンサートをさせていただきました。
今回は出番が3回。
懇親会スタートで、2曲。
昨年の最後の曲として選ばせていただいた
あなたへ
そして、ふるさとへおかえり!という思いで、ダニーボーイから
蒼きふるさとへ
そして、乾杯!!
そのあと、
BGMで、何とも贅沢な、久米田さんと内藤さんのサックスとピアノで生演奏のBGMです。
そして、雅音人コンサート
木蔭
ムーンリバー
久米田さん登場
無心の花
八月のミスティームーン
さらに内藤さん登場、
生演奏で、
ぬくもりが伝わりますか
The ローズ
そんな感じで演奏をお送りしました。
そして、先生方の花束贈呈で
糸
選曲はいろいろ考えましたが、よかったと思いますね。
食事も、最後にたくさんいただきました。
セッティング、撤収とうちの機材でもほとんど使いましたので、結構大変でしたが、楽しく演奏できました。
最後に、記念写真。
お疲れ様でした。

11月16日 結婚式で、雅音人のミニコンサート
新潟県出雲崎にて、雅音人+久米田廣道と萱森直子さんコラボコンサート行われました。
今回は、出雲崎のNPO法人、ねっとわーくさぷらいさんの10周年記念のイベントのアトラクションとして
雅音人と越後ごぜ唄の日本の第一人者、萱森直子さんのコンサートを企画していただきました。
音楽ドラマ「ごぜの里は雪の夢唄」の舞台での上演です。
下準備は結構大変でしたが、準備万端での取り組み。
今回は、僕、辻が総合プロデューサーでしたので、結構大変でしたねー。だけど素敵なコンサートになりました。
ということで、8日からサックス奏者、久米田廣道さんと日進駅で合流。
一路、松本。
僕は通常は夜の移動ばかりですので、昼間の移動は久しぶりでした。
それが、すごいきれいな風景。

途中、長野県に入ったところで、久米田さんにおいしいそばをご馳走したいなーって思ってそばやさんに
入りました。これがおいしかった。


そうそう、そのそばやさんから見える風景がこれ。

すごいきれいな風景でした!!
そして、お昼の2時すぎに松本に到着。Tamikoさんと合流。
機材車のキャラバンは大きい車ですが、実は、3人しか乗れません。
そして、出雲崎の中央公民館に到着!

セッティング、そして、リハーサル。
夜遅くなってしまいました。
そしてまず、8日の夜泊まるところは、川南さんの海の家。
本当の名前はこれ?
越生町海の家

夜9時半ころにお伺いしたのですが、
晩御飯も用意してくれていました。

海の家のご主人と奥様。

いろいろお世話になりました!!
そして、当日!9日です。
朝、海の家から見た風景。白波がたっている、まさしく、今回のCD、ごぜの里は雪の夢唄の中に出てくる
宮島治生さんの波、そんなイメージでした。

会場到着。
良寛さんの銅像。出雲崎出身なんですよ!!

たて看板もつけられました。

そして、朝からリハーサル。
いよいよ本番。

出演寸前の久米田さん

本番の写真はビデオから。
雅音人+久米田廣道

コンサートの流れ
雅音人+久米田廣道
木蔭
雪ん子の詩(一枚だけの絵の個展より)
無心の花(一枚だけの絵の個展より)
蒼きふるさとへ(雅音人流ダニーボーイ)
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音楽ドラマ「ごぜの里は雪の夢唄」スタート
宮島治生さんボイスメッセージ
朗読 ごぜサと少年(清水陸子収録音源公開BGM雅音人)
雅音人コンサート
~波花の詩~(朗読のBGMのオリジナル楽曲)
雪の朝
旅のあとさき
ひと夜の宿
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萱森直子さん登場
新作ごぜ唄「お春幻想 雪降る里」
一部終了
第二部
萱森直子さん
石堂丸
ということで終了したイベントでした。
記念写真。

機材も多かったですが、久米田さんも搬入搬出を手伝ってくれて助かりました。
後は、10周年記念の祝賀会。
出雲崎町長さんも出席して、もりあがりました。たくさんの方々から嬉しい反響をいただきました。
ほっとしましたね。
何とかお役を果たせたかな~。

翌日、朝から、海辺で写真撮影会。


旅館で朝食をいただきました。

お春ごぜさんの碑にお伺いしました。
雨の中、ねっとわーくさぷらいの渡邉さんがご案内くださり、感謝。


途中ドライブインにてお食事。

本当に結構な新潟コンサートツアーでした。
ねっとわーくさぷらいの渡邉さんはじめ、たくさんの皆様、
本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。