今や、誰でも知っている、というギターアンプ。
ローランドのジャズコーラス。
多くの方から、ジャズコと呼ばれているみたいですが、
僕らの大学生の頃とか、リアルタイムで登場してきていた当時から
僕らは、JC(ジェーシー)と呼んでいました。
僕は昔からアコギ弾きなので、数あるエレキギター用のアンプの中で、
唯一アコギで使えるアンプだと思って昔からJCの音という
独特な世界を音楽に取り入れたいと考えていました。
★JCの特徴
何と言ってもこの不思議な広がりのあるコーラス。
自動でプリセットされたコーラスとマニュアルのコーラスが選べる。
このコーラス。
2つのスピーカーのうちの1つは、エフェクトのかかっていない音、
もう1つのスピーカーからコーラスがかかった音が出るようになっていて、
この2つの音がスピーカー出てくるとミックスされて耳に届く。
するとあの独特なJCコーラスになるんですね。
アコギで鳴らすと、また太くて独特なコーラスのサウンドになる。
これが、JC独特なコーラスで
これを忠実に再現しようとしたのが1981年リリースのCE-1。
ということは、その元であるJCこそが、
オリジナルであり、パイオニアということになりますね。
では、その独特なサウンド感というのもは、一体どういうものか、
ということで、この時代のJC-77はそれを感じられるアンプというわけです。
しかし、初代ともいうべき1975年リリースのJC-120は、重くてデカい。
さらに出力が大きすぎて、少しボリュームを上げただけで十分すぎる音量になってしまって
本来のパワーを発揮する機会が少ない。
そんな時に1984年にリリースされたのが、JC-77とJC-55。
ちょうどいいくらいの重さと持ち回り感のアンプで77はキャスターも付いているので
実に使いやすい。
ローランドの都市伝説ともいえるものですが、CE-3というコーラスがありますが、この時代に
海外での生産が始まっていまして、メーカーは、中身は全く同じなので、音が違うはずがないと言いますが、
実際に使ってみると、日本製と、海外製は音が違う。
ということは、このアンプもそうなんじゃないか?と自然に直感が働いてしまう。
この時代のアンプとしては、珍しく裏にラインアウトがある。
この時代のJCは国内産。

国内産のJC、あの時代の音がそのまま蘇るというのが本当に嬉しいですね~。
36年経過しているとはいえ、ガリの1つもありません。状態がとても良いものに出会ってしまって、
本来のJCの音を体感出来て、本当に素晴らしいです!!
これからいろいろな場面で、このサウンド感を登場させたいと思っています。
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