このL1については、以前に記事を書いていますので、ご参照ください。
他にも、この手の機材が出ていますが、BOSEのL1はお値段は高いですが、
他から出ている機材とは一線を画するものがあります。
以下列記してみましょう。
★高域と低域のバランスが明瞭
★この1台だけで180度カバーが出来る
★T1、T4、T8などとのデジタルミキサーを使い、トーンマッチ機能によりよりベストな音作りが簡単に可能。
★スピーカーの音飛びがビックリするくらい遠くまで飛ぶ。
★設置場所をいろいろ検討して、モニターと共用で使えるので、お客様がどう聴いているのかはっきりわかりながら調整が可能。
★近くにいても、スピーカーの音量をそこまで上げなくても遠くまで聴こえるので、うるさく感じない。
★音量で聴こえるようにするのではなく、音飛びで聴こえるようにしているので、音圧を感じないのに遠くからでも聴こえる。
★2台の活用により、LRでの表現が可能となる。また、設置によっては、360度角で音を届けることが可能となる。
この写真は冒頭で紹介したブログでも使いましたが、非常に分かりやすくていい写真かと思い、こちらでも活用します。
反響音が大変な場所でも、このL1Compact1台、さらにこの機材の特徴でもある、高さを調整できるという機能もあり
お客様の耳の高さにスピーカーを合わせることがとても重要になるのです。
それは、音飛びが良いために、反響音が耳に届く前に、スピーカーの音が先にお客様の耳に届くために
聴いているお客様は、反響音が気にならずにボーカルが聴けるため、この環境でも言葉がはっきり聴こえるというわけです。
PAは第三のミュージシャンと言われます。
何故かと言うと、どんなにいい演奏をしてもPAが良いバランスで鳴っていなければ、
何も伝わらなくなってしまうというわけです。
信頼できる音響さん、信頼できる照明さんによって、アーティストのコンサートは支えられています。
それと同じで、セルフで音響をプロデュースしなくてはならない時には
同じ様に信頼できる機材で演奏するのが、コンサートを価値あるものにする秘訣、というわけです。
そのためにどうしてもお金がかかってしまうのですが、価値あることにお金は使うべきで
これを使うことによって、伝えたいことが伝わるようになりますので、
コンサートの意味もしっかりと伝えることが出来ますので、コンサートがより価値あるものになるというわけです。
決して、BOSEの味方をしているわけでなく、ミュージシャンが価値ある活動をするために必要な機材なので
是非、ご一考を。