潰瘍性大腸炎の再燃について

2020年7月までに、かなり苦しんだ潰瘍性大腸炎がおさまって来て

それ以降は、2021年5月末あたりまでは、リアルダを2錠飲むだけで、ほぼ普通の人と同じ

生活が出来るようになっていました。いわゆる寛解期に入ったという状況になっていました。

当時はステロイドの威力がかなりすごかったです。

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このリアルダは、潰瘍性大腸炎の治療薬としては、ごく普通に使われる「メサラジン製剤」と呼ばれるもの。

僕の感じでは、これ、飲んでても飲まなくてもあんまり変わらない感じかな~という状況。

この寛解期はこれを2錠。飲み忘れることもある、ほぼ生活にあまり影響のない状況が続いていました。

今年6月に入り、自分の会社の音楽や配食の仕事もいろいろバタバタしたうえに、名古屋の配送の仕事も急に増えたりして

ストレスがたまったのかな~。

またまた、血便が始まり、さらに、体中に蕁麻疹(ジンマシン)が出るようになり、それも驚くほど広範囲で

背中、お尻、腕、足など、顔以外はあちこちに場所を変えて毎日の様に出るようになってきました。

これが夜出るので、痒くて痒くてたまらなくて、夜も寝れなくなってきてしまい、トイレの回数も多いということで

なかなか困った状況になってきました。

定期的にお医者さんに行っているので、その話をしたら、まだメチャクチャ悪いわけじゃないから、

まずは、リアルダを2錠だったのを4錠に増やしましょう、という話になり、1週間試しても、これがどんどん悪くなる。

それで、今度は新しい薬で、肛門から直接泡状の薬を入れ込むという、レクタブル注腸フォームというものを1週間試すことになった。
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確かに泡なので、肛門から入れると、垂れてこないし、効果があるのかも知れませんが、何と言ってもすでに潰瘍性大腸炎は完全に再燃していて

トイレの回数も増えている状況。

せっかくこの泡を入れても、すぐにトイレに行きたくなって、そのあとすぐに出てしまって何も変わらずでした。

蕁麻疹用にということで、セレスタミン配合錠というのも処方されて、これはステロイドも少し入っていて、炎症を抑える効果もあるとのことでしたが、

2日間のみ蕁麻疹が止まって、それ以降は、爆発的にまた全身に出だしてしまった。

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また一週間後、ほほ、変わりなし、どころか、血便がひどくなってきていて、結局は、またステロイド治療ということになりました。

6月24日からまたプレドニゾロン錠。朝、昼、夕と5mg×2、トータルで一日30mg。

これとリアルダを4錠となりました。

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プレドニゾロンは、ステロイドですので、使い方によって、強烈な副作用が出ることがありますので、

先生の言う通りにするしかありません。

僕の場合、30mgを1週間ということで、これで変化がなければ、入院を考えた方がいい、とまで言われてしまった。

現状27日現在ですが、食欲も出てきて、血便も薄くなり、トイレの回数も以前とはかなり減ったというところまで来ました。

さらに蕁麻疹も一気にでなくなってきました。

何とか、このまま、寛解に持ち込むことが出来ればと思っています。

次回は7月1日の診察ですが、これで変化があるという話になれば、入院は避けられるかな?と思っています。

とにかく症状を抑えないと、腸に穴があいてしまうようになってしまうので、この病気の場合、ただ抑えるしかないという状況ではありますが、

こうして付き合っていくしかありません。

何と言っても日本に約20万人もいる難病指定の病気で、安倍元総理も患者でもあり、有名な難病で、次から次へと薬が開発されている。

最近の情報によると、原因不明のこの病気の原因を突き止めたという、京都大学の研究もあるらしい。

現在、快方には向かっていますので、また大きく変化が出てきたら、続編でお知らせしていこうと思います。




by artwing | 2021-06-27 12:51 | 健康こだわりライフスタイル

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