今回の記事は、とても辛辣な内容ですが、
これは、どうしても僕の中での真実として語っておきたいことですので、
興味のある方だけお読みください。
僕は、試験的にFacebookに書いたりして、これは間違いないと自分の中で確信できたものを
このブログで書くということもよくやっていますが、今回はそんな内容です。
僕は、自分でも勝手に、
インターネットラジオ天なび、というネットラジオをやっているくらい
ラジオというものが好きなのですが、
最近は、テレビもラジオも本当に面白くない。
テレビを見たら、クイズ番組で、先日Yahoo!ニュースで、各放送局が
東大生の争奪戦をやっているというのを見て、愕然とした。
こんなこと、いまだにやっている放送局とは、一体何のためにあるものなのか、ということすら
疑問に思えてきた。
とにかく、今売れている人みたいな人を連れてきて
何とかこの場をしのごうという考え方が見え見えで、アマチュアならまだしも
プロの業界の人が、売れている人に「僕らにも売らせてください」的な風では、アマチュア以下と言わざるを得ない。
いや、もはや、ダイヤの原石を育てようなどとは全く考えていない。売れている人を連れてくる、というだけなのだ。
売れている人みたいな人を次にまた持ってくるので、また同じような人が出てくる。
また同じような曲が出てくる、失敗できないから保険のような面白くない同じような音楽ばかりで
もううんざりする。
いかにもお金を出して流してもらっている、というだけの音楽ばかり流れれば、
売りたい!という音楽が流れてくるだけ。音楽ももやは番組内で流れるのは、ただの広告なのだ。
そこには、音楽文化なんてあったもんじゃない。
タイアップ企画なども昔は流行ったが、もう主題歌になっても全然話題にもならない。
だって、そりゃそうですよね。タイアップで曲が選ばれても、その曲を流すために
お金が動いているんだから、面白いはずがない。
裏を返せば、お金でタイアップが取れるという風にも・・ってわけで
だから、テレビもラジオも、もう全然面白くない。
昔のラジオは、全然違っていました。
昔の音楽のルーツを探るような番組や、僕らの知らない世界の音楽、こんなジャンルあったのか!という新しい発見。
そんなのがいっぱいあったのです。多様性がいっぱいあったのです。
今の地上波のテレビやラジオは上記の理由でその多様性が完全に失われてしまいました。
これを読んでいるあなたも、きっとうすうす感じていると思います。
しかし、ラジオでも多様性があるものが存在しています。
各地の小さなエリアで放送している「コミュニティーエフエム」というものです。
僕はもう、普通のラジオなんか聴いてても面白くないので、このコミュニティーエフエムしか聴かない。
この世界には、まだ音楽の多様性が存在しています。
音楽の発見もあり、コアなジャズ番組もあり、エルビスプレスリーの特集番組や、
ナットキングコールなどのオールディーズが流れたり、70年代のフォーク番組や
この人がこんなカバーしてるの??とか、あ、この曲いい曲だな!!とか
発見だらけなのです。
そう、昔、僕らがエフエムラジオに凝っていた今から40年ほども前の話ですが、
あの当時は、ラジオから耳が離せなかった。誰の曲だろう?
この人のライブがこのラジオでやるみたい!とか言ってドキドキしながら、録音ボタンを押す準備をする。
それと同じ感覚で聴けるのです。
しかし、エリアが狭い、というという問題は、そんなのは関係ありません。
今や、サイマルラジオ、というもので、スマホのアプリ、FM聴や、リッスンラジオなどもあり
ネットを通して、全国のコミュニティーエフエムが聴けるのです。
僕は車の中で、ポケットWi-Fiがあり、ipodの様な使い方をしている以前使っていたiphoneを使って
アプリを通して、Bluetoothで車のスピーカーからコミュニティーエフエムが聴けるようになっています。
コミュニティーエフエムなんて誰も聴いてないよ~とかいう
以前からの固い頭の、業界人なんて放っておきましょう。
だって、たぶん誰が聴いても、地上波のラジオより面白いもん。
逆に、地上波のテレビやラジオにお金をかけて宣伝しよう、という方が
はっきり言ってお金の無駄に聴こえてしまうくらい意味がないように思える。
もういい加減に気づきましょう。地上波のテレビなんて、本当に面白くない、
ラジオも多様性が全然なくなって、売りたい曲の宣伝ばっかり。
こんなの誰が聴きます??
そんなわけで、かなり辛辣なことを言いましたが、
僕の中では、そうかも・・というレベルではありません。
いやというほど、絶対的にそう思っています。
もう社会は刻一刻と変わっているのです。
歌謡大賞、レコード大賞も誰も話題にしなくなっている事実。
なぜ、興味がなくなってしまったのか?
知らない曲がレコード大賞とか取って、面白いはずがないじゃん。
もう、裏がバレバレなので、こういう世界の人と何かをするのではなく、
自分で開拓しましょう。
今はyoutubeもありますし、ネットラジオだって出来ます。
どんどん自分らしいものを発信しましょう。
誰かに頼らないとできないような時代ではなくなったのです。
何でも自分で出来る時代になって、みんな、それぞれが何かを発信する時代なのです。
いい音楽が出来たら、どんどん誰かに一般の誰かに聴いてもらいましょう。
買ったギターを見せに行くみたいに、新しい歌を作ったって言って歌ってとなりの誰かに聴いてもらいましょう。
ネットで公開しましょう。
音楽文化って、そういう小さな感動の積み重ねなのです。
もう新時代が始まっているのです。
あなたが自分で、音楽の世界を開拓してください。
それができる世界になったのです。
僕らは、そういう世界の中で生きて行きたいと思っています。