続 潰瘍性大腸炎治療

潰瘍性大腸炎というと、代表的な患者は、安倍晋三首相。

この方も発症は20代と聴いていますが、この病気は何と言っても若い方が罹患するものですが、

中には、僕のように50代の人も罹患するのです。


原因はストレスという様に言われていますが、西洋医学的には、原因不明。

僕の発症は、2019年の2月。

突然の血便でした。

すぐに医療機関で大腸カメラをやってもらって、潰瘍性大腸炎という診断となりました。

そこから約1年。

ずっと血便の毎日。


僕の、「病気」の治し方というのは、悪いものを出したら治る、という考えの下に

積極的に治すために放置したのですが、

血便は全く治らず。

さらに、2020年1月から、もう我慢できないほどの突発便や、発熱、激しい血便

食欲も無くなり、もうどうしようも無いくらいになり、

いよいよお医者さんへ。

このあたりは、こちらの記事に掲載しております。


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そこで、やはり、現在潰瘍性大腸炎という病気は

放置しても、治ることはあまり無いのではないか、ということです。

とにかく、この病気は、放置すると、我慢しているうちに、何と、腸に穴が開いてしまうという

とんでもないことが起こりうるのです。

ステロイド治療も、当初は30mgから2週間ずつ少しずつ減らし、ついに終了。

怖い薬ではありますが、僕の場合は、一気に炎症が収まってきました。

原因不明な病気をただ抑えるだけ?と聴くと、それこそ病気の原因に蓋をしているだけ?と思いますが、

この病気はとにかく炎症を抑えるということが重要だということだと思いました。

もしも、我慢に我慢を重ねて、腸に穴が開いてしまったらとんでもないことになってしまいます。

不思議なのですが、ステロイドで炎症を抑えると、だんだん腸の状態が良くなってきます。

そして、ステロイドを少しずつ減らしてステロイド治療が終わっても、炎症が今のところは復活していません。


現在はリアルダを毎日3錠のみとなりました。

血液検査でも、炎症度を示すCRPは、正常は0.3以下なのですが、当初炎症時は4.9あったものが

現在は0.1までおさまって来ました。

炎症が抑えられてきたのは本当に助かりました。


この病気は、とにかく早く炎症を抑えるというのが重要かと思いますので、

まずは、早くお医者さんに行った方がいいのでは?というのが

この医者に行かない僕の言う結論というわけです。

今は、体調にも注意しながらですが、普通の生活や仕事も出来ています。


話はそれますが、今考えると、ステロイドは、「ドーピング」と同じとお医者さんから聞きましたが、

まさに、体を動かしていないとどうにもじっとしていられないという感じになってしまいます。

そのおかげで、部屋の片づけ、本の処分、使わないものの販売、CDの整理、

それも、このステロイドのドーピング効果で一気に出来てしまったのでは、と思っています。

とはいえ、この薬は副作用が多く、長く服用できない薬ということで、

このあたりはお医者さんの指示に従いながらという形だと思います。


今、潰瘍性大腸炎で苦しんでみえる方は、やはり、僕のように薬を飲まずに治すということをまず考えるところですが、

それで、改善されない場合、早めに医療機関の治療を受けた方がいいのではと思います。


僕も今は緩解状況にはありますが、これをいかに長く継続させるか、というのが重要なポイントになっています。

食生活も注意しながら、うまく付き合っていきたいと思っています。




by artwing | 2020-07-13 08:24 | 健康こだわりライフスタイル

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