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2008年リリースの歳時記に収録された曲です。
落ち込んだり沈んだりする心、それを自分で迷いながらも立て直そうとする、そんな心がテーマ。
もしかするとあなたの心にもリンクするかも。
ほおずき
心の奥に壊れかけた時計がある
何度も何度も ネジを巻いた すぐ壊れてく
庭の隅に背を伸ばした ほおずきが色づいてく
私はただ 見つめながら 涙をこぼす 動けなくて
時は 待ってはくれなくて いつも急かされてるみたいで
時は 待ってはくれたくて どこか心が苦しくなって
秋の風にゆれるほおずきの 赤い実のような 夢を抱いているのに
頑張りなさい しっかりしなさい みんなが言う
なぜだろう その度 芽生えかけた勇気が失せる
君の色になれたらいいね ほおずきが色づいてく
私はまだ 涙のままネジを巻き直す 心の時計
誰も急いで通りすぎて いつも置いてきぼりみたいで
時は待ってはくれなくて ひとり途方に暮れてるばかり
同じ速度で歩いてくれる 誰かがいたなら 心を開けるのに
もう少しだけ待っていて あなたの心配わかってる
自分らしく ああ自分なりにこの心を育ててゆきたいから
時は待ってはくれなくて いつも急かされてるみたいで
時は待ってはくれなくて それでも私はきっと生きてく
いつか陽に輝くほおずきの 赤い実のような夢を叶えるために・・・
いつか陽に輝くほおずきの 赤い実のような 私になるよ・・・