K.YAIRIのDY-41に付いているピックアップ、LR.BaggsのAnthemなんですが、やっぱりイコライザーが必要かなーと思いました。
ヤイリギターさんにお邪魔して、かなりの時間をかけてAnthemを通したサウンドバランスを整えていただきましたが、
もう少しなんですよね。
6弦のあたりが強くて、3.4弦が少し弱いかな。
それで思いついたのが、外付けのギター用のイコライザーを使えば、問題解決という形になるかな?ということです。
始めはプリアンプが必要かと思ったのですが、考えたら、内臓のプリアンプがあるので、EQで解決じゃん!ってわけです。
そこで、イコライザーですが、リユース品を選ぶことにしました。
エフェクターはギターと同様で古いものほど良いものもあったり、新しい時代のものと、何十年も前の古いビンテージと言われるものも
試奏して試すことが出来ます。
今回は事前にリサーチしたリユースショップに行きまして、中古であった3種類試して、
結局、BOSS EQ-20 GRAPHIC EQUALIZER ADVANCED EQ にしました。
こんな感じの補正ですが、結構いい感じのサウンド感になりました。
LR.BaggsのANTHEMは、トーンコントロールがありませんので、低域、中域、高域の調整が出来ないので、これがなかなか厄介なんですよね。
今回、外付けイコライザーを使うと結構かなりイメージに近いサウンド感になりました。
低域をカットして、中域を持ち上げて、高域はフラットという感じです。
このEQ-20は、このセッティングをデジタルで保存できるので、
このセッティングが変わってしまっても、保存してあるので、呼び出すことが出来るんですよね。これが便利。サウンド感もとても良かったです。
この保存パターンは9通り保存できますので、
1番がK.YAIRIのDY-41、2番が、Ovationのadamas、3番がTruthのTN-35、4番がGibsonのJ45とか決めておくと、
よりイメージ通りの音を保存しておけますので、これはいいと思います。
他に試したのが、MXRのM108という10チャンネルのイコライザー、
そして、ビンテージイコライザーとして有名なGE-10 Graphic Equalizer。
こういうのは、やはりギターを持って行ってサウンド感が合うかどうかチェックして決めないとということで、
K.YAIRIのDY-41を持って行って、実際に補正したいギターで、自分の好みのサウンド感で補正ができるのかチェック。
まずは、EQ-20を試し、これなら使えそうかな?という実感。
他の2機種の感じですが、
MXRは、補正したサウンド感がすこしエレキっぽい感じがして、ちょっと好みではなかったという感じです。
それと、問題は、電源が18Vということです。
当然電池は使えませんし、専用アダプターでないと駆動しません。
これがかなり使い勝手に影響するのでは?と思いました。
それと、GE-10は、名機とは言え、やはり、40年ほど経過している古い機種ですので、どうしてもガリがあったり、
不具合がいつ出るか分からないという怖さを感じて、実用的にはどうかな?という不安感がどうしても払拭できずでした。
ここは、やっぱり、実用的には、EQ-20がサウンド感、
使用感的にも、断然優れていましたので、これに決定。
エフェクターもギターと一緒ですね。やっぱり試さなきゃ。と切実に感じました。
そのあたりは、ある意味、いろいろな機種を試せるリユース品を選ぶというのもいいかと思います。
新品だと意外に通電してしまうといけないとか、いろいろあって試せないこともあるのではと思いますが、
リユース品は当然通電はすでにしてありますので、今回は3台ある中で1台を自分で弾いて決めることが出来ました。
EQ-20は、電池(単三6本)で駆動しますし、9Vですので、BOSSの電源アダプターなども使用できますので、
このあたりもポイントが高いと思いました。
いろいろ使って効果的な方法などをさらに見つけてみたいと思います。