ピックによって生音が大きく違うな〜と最近よく思う。
特に、K.YAIRIのDY-41の調整でヤイリギターにおじゃまして、使わせてもらったヤイリのピック。
このサウンド感!これはいい音だ!と思ってから、生音とピックは意外と大きな関係があるとあらためて思って、どのピックが一番ベストかチェックしてみました。
あくまでもアコースティックギターで、僕の好みのサウンドが出るかどうかというだけに特化した偏ったものですが。
今回は4枚のピックをチェック!
ヤイリ、ヒストリー、ギブソン、フェンダー。
みんなMIDIUMの厚さ。
ベスト1
ヤイリのピック
このピックは、人工ベッコウという素材となっていますが、いわゆるウルテムのピック。
MIDIUMとか書かれておらず、この微妙なしなり具合がとにかく絶妙で、弾いたサウンド感は、ストロークでもプチプチと弦とピックが当たる音もあまり出ず、
いかにもギターの持っているポテンシャルをしっかり出してくれるピックだと思います。
購入サイトにはMIDIUMとありますが、HARDとかはあるかどうかは定かではありません。
ベスト2
ヒストリーのピック
これも、ヤイリ同様、ウルテムのピックですが、厚さはほぼ同等なのに、これは、THIN(薄い)。
厚みについては他に選択肢があり、MIDIUM、HARDとあると思うので、個人的には、このピックで言えばTHINくらいが、意外と生音をしっかり出せるのかもしれない。
なぜか厚みは同じくらいなのにヤイリみたいなシャープ感があまり出ないのは、微妙にピックの形が、少しだけヤイリのピックよりも丸い感じだからなのか?
ヒストリーと書いた部分が滑り止めになっているので、僕のようなハイブリッド奏法をする人にとってはポイントが高い。
ピックの厚み、形もギターの音を左右するというのも難しいポイントです。
ベスト3
ギブソンのピック
これはプラスチックのピックで、弾きやすさ優先でこれを選択。
ちゃんとギターの音が出ていると思いきや、意外にも、ピックの弦を弾くプチプチいう音もレコーディング時に入ってしまうので、ピックのしなり具合とかは良いが、
ピックの音が出る関係でギターのポテンシャルを出しきれない感じ。
プラスチックのピックは、HARDの方がギターの音を出せるかも知れないが、
ピックが硬いので、弦を弾いた時に弾き返され、ピックが飛んでいってしまう事も多いかと思われます。
ベスト4
フェンダーのピック
ピックの硬さは、ギブソンのピックとほぼ同じ。
プラスチックのピックは、ギブソンのそれに加えて、少し滑りやすい気もする。
フェンダーのピックとギブソンのピックとほぼ同等かと思います。
やはり、人工ベッコウのウルテムのピックが実に良くできていると思いますし、
この、K.YAIRIのピックの硬さ、形、実によく考えられたものだと思います。
今回、K.YAIRIのピックとしてネットで売っていましたので購入してみましたが、
硬さはMIDIUMで大きさも選択の余地が無いものでしたが、これが実に良くできているので、一度お試しください。