
昨年の20周年記念コンサートで、お話をいただいておりました、木祖村 村歌。
雅音人の作詞、作曲、そして、編曲は岩垂徳行さん。
村の方々の思いを引き受けて、雅音人で制作を制作。そして、このコンサートで正式な発表となりました。
ずっと残っていく曲、歌える曲、次世代に愛され、歌い継がれる曲、そんな曲を目指して制作。
編曲の岩垂先生は、ゲーム音楽の世界の第一人者。この世界でとても著名な方です。
現在ではバーチャルリアリティーのゲーム音楽。オーケストラの生演奏だったりします。
そんな曲を作曲されておられる方の上に素晴らしい方で、この村歌の制作も引き受けてくださり、素晴らしい村歌が出来上がりました。
そこで、発表のコンサート! ここがとても大切。皆様からの声はどうだろう?初めて聴く方々の印象はどうだろうと思いながらコンサートの制作。
今回のコンサートは、村歌に引き続き、アートウイングレーベルの完全プロデュースとなります。
会場は社会体育館に決まり、さあ、どうするか、何度も担当者と打ち合わせを重ねてきました。
もともとの体育館はこんな感じ。

ここをコンサートホールのようにしてしまうわけです。
ステージの高さ、大きさ、照明、音響、様々な角度からイメージを形にしていきました。
ステージは、金曜日、15日に立ち上がるということになりまして、こんな感じになってきました。
そして、16日に音響、照明の設営となります。
雅音人の音響、照明チームはやはり、いつものこのメンバー!

木祖村でのコンサートの歴史は2002年から。ずーっとこのメンバーがやってくれているのです。
雅音人のことをよーく知っているスタッフです。今回はすべての機材の持ち込みということで4tトラックの荷台はほぼ一杯!!


16日からセッティング。


照明チームと写真。
スピーカーは体育館は特にこれ。

これが本当に素晴らしい。こんな反響音が大変な会場でも全く問題なし。
ステージのセッティング。

前日に仕込みは完了。雅音人の軽いリハが行われました。
そして、17日の当日。
まずは10時から式典がスタート。
音響はステージ脇になりました。
さあ、いよいよ雅音人のコンサートの開始です。
今回のセットリストは
1.さくらいろのありがとう
2.Dear My Heart
3.木蔭
4.命の栞
5.愛の歌をうたおう
Tamikoさん衣装替え
6.森のしずく
7.母なる流れよ
8.源流よ永遠に(村歌)バンド演奏バージョン
9.人生が四季ならば
10.Message2018
11.源流よ永遠に(村歌)カラオケ使用 コーラスの皆さん、中学生の皆さんにステージ上がっていただいて合唱!
こんな流れでした。
雅音人の音響、照明は、絶対的に演出として必要なのです。式典とはガラっと変わり、コンサートホールに。
途中、Vo、Tamikoさんは衣装替え。

最後に、中学生の吹奏楽部の皆さん、コーラスグループの皆さんにもステージに上がっていただき、村歌を合唱!!
村歌を演奏して、皆様から、沢山の声をいただきました。
木祖村のこれからの思いが盛り込まれていて素晴らしい。
俺でも歌える!! いい曲!!
素敵な曲、やさしい歌。これなら年配の私でも歌えます。
令和の村歌としてふさわしい!次世代への架け橋になる!
初めて聴いた時、これだ!!と確信した!
などなど、本当にたくさんの嬉しい声をいただきました。
木祖村の担当者も、長い間準備をしてきたこともあったかと思いますが、
「本当に良かった!!村歌を生演奏で聴きながら涙が出てきた。」との声もいただきました。
その後、芸能祭が行われ、13組が出演。
この音響、照明で行われ、出演者、お客様にもとても喜んでいただきました。
僕も大役を終えて、今ホッとしてこのブログを書いています。
永年お世話になっている木祖村において、
ずっと残っていく曲、歌い継がれる曲を作らせていただけたことは、僕ら雅音人の音楽人生において、とても大きなこととなりました。
これからも木祖村には、通うことになるかと思いますが、
自分の息子や娘の住んでいる村のように思えます。
本当に素晴らしいコンサートとなりました。
皆様、本当にありがとうございました!