今更聞けない話というわけで、お送りします。
この、デジタルに飽きた、アナログに戻りたいという方々が増えてきてるほど、デジタルが溢れたこの時代、今更、何なの???
との声が聞こえて来そうですが、どうしても押さえなくてはならない重要な点があるので、そこだけ、お付き合いください。
今回は、データではなく、音が収録されているCD-Rに特化して、プレスのCDと比較したいと思います。
まず、構造から言って、形は似てますけど、全く別物と思っていただいていいと思います。
そもそもCD-Rは、光で書き込みますので、そこに大きな要注意ポイントがあるのです。CD-Rは、基本的に、光で書き込む以上、光でデータが変化してしまうということがあります。
そのために、必ず書き込み面には色が付いていまして、極力、光は当てないようにした方が良いのです!
光に当たりっぱなしのところに放置していますと、知らない間にデータが変化して、聴けなくなるという事態が起こりうる、ということなのです。
プレスのCDは、そこが全く違います!
プレスをかけて鏡面を作るので、そもそも光で書き込んだりしていません。
どれだけ直射日光に当たろうが、データは変化することはありません。
さらに熱にも、かなり強いです!
夏場に、車のダッシュボードにCDを置いておいたら、あまりの暑さに、プラスチックケースが溶けてしまい、中のCDまで直射日光に当たっていましたが、盤面はそれだけの熱が当たっても溶けるようなことはありません。
音を聴いても、データも変化することもありませんでした。
音についても、CD-Rは、プレスのCDと比べると、反射効率が、それでもイマイチで、プレスの方が断然安定感があるサウンドとなります。
光で書き込むCD-RとプレスのCD、そんなわけで、全く違うものというわけです。
今更ですが、今後、メディアもどんどん変わっていくこの時代ですが、このプログをご覧の皆さんは、物として持っていたいというのがあるかと思いますので、
このくらいおおきな差があることを確認しておきましょう。
以上
プレスのCDとCD-Rの大きな違いとは?でした。
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