レコーディングや編集作業には、モニタースピーカーがかなり重要な位置を占める話は、当ブログでもお話していますが、
簡単に言うなら、モニタースピーカーから出てくる音を基準に音を作りますので、
そこがフラットではないと、他の再生機器で同じ音源を再生すると、高域が強かったり、低域が強かったりして、せっかくかなりな力を注いで作ったのに、なぜ??と言うことになってしまうのです。
これは、モニタースピーカーの重要性を知らない頃に、他の機器での音のバランスが全く違って、かなり悩まされました。
今は、フラットな環境を手に入れていますので、効率的に音源を作ることが出来るようになっています。
やっぱり、絶対的におススメなのは、
YAMAHAの、テンモニと言われているスピーカーです。これはパワーアンプが内蔵されていませんので、パワーアンプが、別途必要です。

僕は、YAMAHAのNS-10M PROというモニターを使っています。
このシリーズは、レコーディングスタジオには必ずあるスピーカーで、
スピーカーの大きさや、鳴り方も実に分かりやすい音で鳴ってくれますので、音作りが一気に楽になると思います。
プリメインアンプは、BOSEの4702という4CHアンプで鳴らしています。

現在は、このセットがメインで、作業しています。
レコーディング現場に持っていくモニターは、これもYAMAHAのNSP-5 STUDIOという、これはパワードモニター。

まずはこれで音を作っておいて、作業部屋のNS-10M PROで最終的な音作りをするという流れです。
今のところこれがベストな感じです。
初心者の方にとっては少しお値段も張りますが、ここで安いのでいいや、ということで、適当な感じで選ぶと、色々苦労しますが、それでモニタースピーカーの重要性がわかるのでそれはそれで勉強にはなりますよ。
僕も初めはその口でした。
まず初めに手に入れたのは、ベリンガーの、NS-20というパワードモニター。

これは苦労しました。元々低域が強すぎてフラットな音をツマミで調整して自分で作るのですが、なかなか難しくて、これを使っている時はフラットな音が何なのか分からない状況になってしまいました。
次は、ようやくモニターの重要性を感じて、
FOSTEXのNF-4Aを導入!結構お高いモニターですが、これは、僕らが、NHKのラジオ出演のために名古屋放送局におじゃました時、これの大きいサイズのスピーカーが、スタジオモニターとして入っていまして、それに触発されたため。

これは、今も、音の確認のために使用しています。小さいので、全体が聴こえる位置にセッティングの必要があり、上の方から下の方に音のシャワーのような位置に配置しています。
また、オーディオメーカーのTANNOY。松本の作業部屋に、REVEALというスピーカーの一番小ぶりな402というのを入れてみたら、これがなかなか良いのです。ノイズとかすぐ分かりますので、意外と使えます!これはパワードのモニタースピーカーです!

それでTANNOYを一台僕の作業部屋にも入れようと、MERCURY V1というスピーカーを導入!

これは、パワーアンプは内蔵されていませんので、同じくBOSEの4702で鳴らしています。
これは、NF-4Aの横に配置されていて、上から下へ、という位置になっています。
メインは、YAMAHAのNS-10M PROです。
今は生産されていませんので、中古もいいですが、
業者さんで、テンモニを専門に扱うところもありますので、そこから購入されることをオススメします!
以上
モニタースピーカーを選ぶなら何を選ぶ??僕のおすすめは〇〇 でした!
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info@artwinglabel.com
にて受け付けております。