あなたはギタリストですか?
ベーシスト?
もしかしてドラマーですか??
ボーカリストかもしれませんね。
音楽を志し、独学でたたき上げで何年も音楽をやってきている中で、こんなこと、悩んだことありませんか?
●音源を形にしたい。アレンジしたい。バンドでの演奏が出来ればいいが、メンバーがいない。
●音楽は好きだけど、音楽大学を出たとかではなくて、音符も読めず、楽譜の知識があまりない。
●自分の曲をアレンジして、イメージを形にしたいが、どうしていいかわからない。
●打ち込みと言えばMIDI。だけどまるで学問で難しそうで、やる気になれない。
●やっとMIDIの打ち込みも頑張ってやってみたが、シンセっぽい音が気に入らないのと、とてもプロの制作音源にはかなわず、自分にはやっぱりできない。
●作った曲はあるけど、アレンジャーに頼むほどのお金も無いし知り合いもいない。
●メンバーを集めたいが、音楽するには気の合う仲間じゃないと一緒にはできない。
●演奏する人を集めても、レコーディングするにはノウハウも無いし、どう弾いてほしいか自分の弾けない楽器なのでイメージを伝えられない。
●正直、うまい演奏を出来る人が周りにいない。
●短時間でアレンジしたいとは思いながら、打ち込みだけでも1か月くらいもかかってしまう上に、結果があまりイメージ通りにならずどうしていいかわからい。
実は、僕もこんなことでかなり悩んだことがあります。
そこで、皆さんに僕のやっているあまりにも不思議なアレンジ法を公開してみましょう。
ある時、2003年~4年だったかと思います。ある制作でこのソフトと出会いました。
もう15年ほど前の出会いで、初期の頃はそれほどの可能性を感じませんでしたが、現在はバージョンも26となり、
everithingpakともなると
あまりにも大量のwavデータが入ったハードディスクになっていて、
もともとは、練習用のソフトなんだろうと思うのですが、リアルトラックというものが増え続けていまして、その演奏もすべてプロの演奏なのです。
自分の曲を作りたいとき、テンポとコードを打ち込むと、いきなりそれに合ったパターンでの演奏が2000とか3000とか選べるようになるのです。
ちょうど、演奏家が提出してきた演奏をプロデューサーが選ぶ感じでしょうか。
何が不思議かって、これ、MIDIデータでのシンセの音源を鳴らしているものではありません。wavデータがコードに合わせて変化したものが再生されるわけです。(MIDIデータ、または、生音源とMIDIデータのミックスとなったパターンもあります。)
一度コードデータを打ち込むと、ジャンルや、パターンを選び放題で、聴いては次、聴いては次と選び続けて、ベストな演奏をピックアップするのです。
ただの練習用のソフトで終わらせるのはあまりにももったいない、いい演奏のオンパレードが続々と出てくるのです。
というわけで、こんな使い方をしているのは、僕だけかと思いますが、ご参考までに。
すごいのは、何度も言いますが、シンセの音で演奏されたものではありません。生演奏した生音源がコードに合わせて変化するってわけです。
もちろん使えないフレーズも山ほどありますが、中には超カッコいいものが偶然見つかることもあります。
そのピックアップした音源を、トラック別に保存できるわけです。
このパターンのドラムだけ、このパターンのバイオリンだけ、といった具合にピックアップ。
そこからが真骨頂なのですが、BAND IN A BOX26からは、Cubaseなどのレコーディングやシーケンスソフトと同時に起動させることが出来るのです。
1曲の制作のために保存したジャズ系の音源や、ロックの音源、クラシック調の音源や、ボッサの音源などなどがあるとすると、
僕は、Cubaseですが、その中にジャズからはこのサックスとベース、ロックからはギターとドラム、クラシックからは弦楽四重奏、ボッサからはギターとか
あちこちからパターンをミックスして必要な部分だけをCubase上でミックス、さらにバンジョーを入れるとどうなるか、パーカッションを入れるとどうなるか
といった具合に出したり入れたりしながら、音源のイメージを固めていくわけです。
これを使うと、本当にサウンドプロデューサー的に、あちこちからの音源を選ぶというのがアレンジの方法となるわけです。
長所は、とにかく、生演奏にこだわることが出来ること。生演奏の音源をミックスしているのとほとんど変わりません。
リードをこちらで入れるとさらに具体的なイメージを作り上げることができます。
アレンジがとにかく早くて、クオリティーが高い。
いろいろありえないと思うようなことがこのPCの中で繰り広げられるわけです。
とはいえ、欠点もあります。
すでに演奏されたものの膨大なデータですので、自分のこうしたい、という具体的なところまでは、たどり着けないというケースも多いということもあります。
しかし、このバージョン26では、何と、生演奏データをMIDIデータに変換することが可能になりました。
ということは気に入ったフレーズのあともう少しの部分を、音源はシンセにはなりますが、MIDIの修正によって近づけることが可能となりました。
あと、リードはかなりバージョンアップしてきましたが、まだまだイマイチ感はありますが、それでもすごいのもあります。
この膨大なデータから、あなたは何を選ぶことが出来るか、そしてあなたのセンスでミックスしてみてください。
この不思議なソフト、BAND IN A BOXとのお付き合いも、僕は15年以上になりました。
まだまだ追求していくと、不思議なことが出来るかもしれません。
あなたもサウンドプロデューサーになって、アメリカンなのかヨーロピアンなのか、ジャズなのか、ボッサなのか、分からないような不思議な世界を作り上げてみませんか?
以上
不思議すぎる、こんなことが出来る!!こだわり音楽制作法 でした。
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