いいガットギターが欲しいといろいろ考えていました。
藤田プロデューサーからも、ナイロン弦はこれから多用するニュアンスもあったりして
12月18日の雅音人Xmasには、すごくいい音のナイロン弦のギターを弾きたいって思ってまして。
で、いろいろ模索して、いろんな人からヒントをもらって、ネットでも検索。
お店に出向いて試奏。
肌に合うナイロン弦はどんなギターだろうって思っていまして。
そう、僕ら雅音人はクラシカルなサウンドイメージではありますが、クラシックをやっているわけではないので、
クラシックギターというのはニュアンスが違うんですよね。
クラシックギターではないナイロン弦のギターでして。
Ovationのナイロン弦を使っている人も多いみたいですが、
サウンドイメージとして、柔らかい感じの音が欲しいわけでして、1980年代のOvationならありうるかもですが、
すでにOvationは1980年のadamasがありますので、ここはイメージの違うところから探して、
かなりサウンド作りが自由が効いて、沢山のプロミュージシャンも使用している楽器で、安心して長く使えるってもの。
結局、いろいろ弾いてみて、サウンドイメージをかなり自由に変えられる、それが、これ。GODINにしようと思いました。
かなりな有名アーティストも使用していますが、日本に入ってきたのが1990年代なので、後発のギターではありますが、
痒いところに手が届く作りというのは非常によく出来ています。
さすがに丈夫そう。15フレットでのボディーとのジョイントになっているので、カポを7くらいにする雅音人の曲でもまったく大丈夫。
ついに東京で手にいれてきました。
マルティアックナイロンデュエット。2003年製。シリアルを読むと、2003年の16週目の木曜日に作られた、通し番号121というギターらしい。
この操作するボタンやツマミですが、いろいろ触ってみて、左上側の赤いボタンは、コンデンサーマイクのスイッチ。
それで、右上側の黒い丸いツマミですが、これはノッチフィルター的な役割を果たすみたいね。
コンデンサーのハウリを抑える。
レバーみたいな縦になっているツマミは、
左からボリューム、トレブル、ミドル、バス、そして、一番右が、ピエゾとコンデンサーのミックスの割合を決めるという具合。
ジャックは、ホーンジャックとキャノンが付いていて、何と、キャノンはファンタム電源で駆動出来るようになっている。
後ろ側は、電池ボックスとかがある。
電池ボックスってこんなふうになっている。
サウンド的には、何と言っても自由自在という言葉がちょうどという音を作り込めるギター。
高域を少し上げる、下げる、中域を上げる、下げる、低域を上げる、下げる、空気感を加える、コンデンサーを強くして音を丸くする、ピエゾを強くして輪郭を出す、などなど、やりたい放題に応えてくれる。
ってなわけで、そう、あとは、僕のギターのウデだけじゃん!!
さっきまで左手の先が痛くなるほど弾きまくった。
12月18日、がんばるので、応援に来てくださいませ。
よろしくです。