常に向上

僕は、必然的に、常に向上しようと思ってますし、Tamikoさんなんか、特にそうかもしれませんね。

特に、この音楽の世界というのは、これで終了ということがない。
ここで出来上がりということにしようということで、終了と決めるだけ。
プロデューサーがいれば、プロデューサーがOKと言ったら、この仕事は完成。
納期があれば、その納期ギリギリまで出来ることをやって、終了ということになる。

ところが、納期が無くて、自分がプロデューサーの場合、
まだ出来るかも、まだ良くなるかも、まだいいものになるかもと、常に考える。終わりがないってわけ。

プロ活動はしているが、ギターとかも弾くが、とりあえず基本的なことはできるだけ。テンポ、リズム、綺麗な音などはTamikoさんにかなり鍛えられた。
制作関係の仕事は多いが、これでいいのか?の繰り返しです。
何を聴かせるのか?曲の持つ感じをさらに良くするためにはどうするか?
アレンジにしても、どんな方向に行くのかをかなり考える。
ボーカルの作り方も、どんなスピーカーで聴いても普通に聴ける音を作るためにはと試行錯誤の連続をして今があるが、まだまだ途中経過。

Tamikoさんも、楽曲や歌があれだけ評価されていても、自分で自分のことをいつまでたっても、さらに良くするためにはということしか考えていない。

この世界、あぐらをかいたらお終いだなってよく思います。

中には、他人の批判ばかりする人もいるけど、
ひはんしているあなた自身が、自分が今の現状でいいのかを考えた方がいいと思います。

音楽には、到達点はありません。
いつまでたっても向上しようと努力する必要があって、新しいチャレンジを繰り返す世界なんです。

新しい出会い、新しいインスピレーション、新しいチャレンジ、新しい表現方法、
常に探って行きましょう!









by artwing | 2016-03-30 12:44 | 音楽屋

雅音人の辻が語る、40代以上の方々に送る、質感にこだわる人生のススメ


by artwing