TASCAM DR-100MK2購入レビュー
2014年 09月 12日
TASCAMのDRシリーズのハイエンドモデル、DR-100MK2を購入してしまいました。

2013年のオーディオ銘機賞関連機器部門での受賞もしていまして、前評判としてはかなりなものでした。
僕は、今までも、これからもDR-05を持っていまして、これがまた素晴らしい録音機なんですね。

これは2011年から愛用していまして、これがまた非常によく出来ていまして、リミッター機能が素晴らしくて
ライブ録音も歪むことなく収録できる。
サウンドの高域と低域のバランスがいいんですね。これはAD/DAコンバーターの出来が素晴らしい。
主にインターネットラジオの収録、デモ録音の収録、ライブ録音などですね。
しかし、飽くなき音質への追求は続くのです。
さらに良い音を、ライブ録音が、そのままライブ音源としてのCD音源になるくらいのサウンドが欲しいと思っていまして、ライン録りでは、全体の雰囲気とバランスが実際のものとは全く違うものになってしまいますので、やはり、生録が一番ベストなんですね。
それで、DR-05の特性としては、マイクが無指向性のステレオマイクになっていまして、全体のサウンドの収録には威力を発揮しますが、低位のはっきりしたものにはなりにくいんですね。
ということで、ライブ録音などで、威力を発揮してもらおうということで、このDR-100MK2の購入に踏み切りました。
マイクはこんな感じです。

上部に見るからにマイク的なものがありますが、これが、単一指向性のコンデンサーマイクとなっています。
輪郭のある、しっかりしたサウンドが録れます。
その下にある点の様な穴がありますが、これが実は、無指向性のマイク。この無指向性のマイクは、会議用です。音楽には全く適していません。キンキンしていてとても音楽的ではありません。
これはちょっと残念でしたね。
DR-05の技術があるわけですから、それが一緒になっていたらすごいなと期待していましたが、これは無理でしたね。
やっぱり無指向性のマイクのDR-05レベルのものをこの単一指向性のマイクと同居させることは難しいみたいですね。
あとはレベル調整。
これが、左右別々に設定できるんですね。これは面白い機能です。
ダイヤル式になっていまして、中を回すと外も一緒に回るんですが、これは一緒に左右のレベルが一緒に上がるので問題ないのですが、あえて、左右を別レベルに調整ができるんですね。

キャノン入力があり、ロックもかかるんですね。それに、こちらの入力については、かなりS/N比もよく、
うまく録音できますね。

問題だって思っていたカタカタと鳴るリチウムイオン電池のフタですが、リチウムイオン電池を入れると
カタカタ鳴るのもなくなりましたので、このあたりはよくできているなと思いました。
ただ、ハンドリングノイズはかなり出ますので、持ちながら収録する場合はちょっと工夫が必要ですね。
ボタン関係はとても良く出来ていまして、わかりやすいです。
これは録音の入力切り替えです。

後ろに切り替えボタン

マイクの入力レベルの切り替えは重宝しますね。
それと、この機種には、はじめからポップガード的なものが付いています。

これ、結構使えました。
あとはリモコン付き。

ワイヤードにも、ワイヤレスにもなるリモコンです。
後ろにはカメラの三脚に合う穴があります。
僕の場合はマイクスタンドに合うように、アダプターをつけています。このアダプターは個人の持ち物です。

これからどんどん使って行きますが、まずは、13日の夜、
風待茶房でのインターネットラジオ天なび150回のライブ収録からスタートですね。