雅音人の制作日記

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雅音人の日々の制作風景をつづっていきます。

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7/28 大阪レポート

実は雅音人、大阪で演奏したことがありません。
まだ、未開拓の地なんです。

今回大阪訪問にあたり、まずは、音楽レーベル訪問、白石さんがやってらっしゃる工房、「ファインプロギター」さん、訪問、そして、GARO訪問、さらに、滋賀に戻って、中司スタジオ訪問という
結構タイトなスケジュールで動く予定にしていました。

名古屋を朝9時すぎに出発。
大阪に到着は、12時過ぎ。やっぱ3時間くらいかかるね。
大阪は、大都会ですね。僕ら、本当に今まであまり行ったことがありません。美術館の打ち合わせで数度来ただけです。
林立したビル。
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まるで東京みたいと思いながら、走るくらい、大阪は来たことがありません。

で、まずは1時に待ち合わせ。大阪市の住之江区です。

今年は、業界の皆さんに雅音人をプロモーションしているわけでして、
EMI系のスタッフがいらっしゃるという、大阪の「アートプールレコード」さんにおじゃましてきました。

今回、いろいろお話させていただいた井上さんです。
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アートプールさんは、どんなレーベルなのか、また、どんな目標があるのか、いろいろお聴きして、
地道ですが、確実にアーティストを育てようとなさっている姿勢がとてもステキでしたね。

雅音人の音源も聴いていただいて、
僕らの音楽は、基本、商業ベースに載る音楽という感じじゃない、というのがありますが
時代が変わってきたのか、音楽評論家の富澤一誠さんが「雅音人/君待ち桜」などを取り上げられたり
こう商業音楽畑の方が、雅音人を今聴くと、どんな感想を持たれるのか、それが興味津々でした。

井上さんによーく聴いていただいて、「イイ声してますね」「ギターの音もいい」などなど
感想をリアルタイムに頂きました。生の声というのは、リアリティーがあって、僕らも貴重な声として聴ける。
ありがたい声です。
とても楽しい出会いになりました。

それで、あるフェスを準備中で、そちらに紹介しましょうか??
などと、とても嬉しいお話をいただきました。
社長さんにも話をしていただけるみたいで、ありがたいです。

あー、大阪、来てよかった~。

出会いってのは、嬉しいね。

関係をさらに深めていければいいですね。


で、豊中に移動。

ファインプロギターさんです。
白石さんの工房におじゃますることにしていました。

ここで、僕のMartin D35を調整に入れることにしました。しっかりサウンドを調整していただこうと思ったんですね。

それも、そうですが、今回は、Ovation Super Adamas 1980年製。
これの白石さんの評価がとても高かったです。

サウンドが、すごくイイ。
白石さんも、僕が言うんだから間違いないとおっしゃっていました。

あ、勘違いしてはいけません。
Ovationとは言え、生音ですよ。
そう、1980年のこの当時のSuper Adamasという楽器は、生音がすごくイイのです。

で、この楽器、どういう構造でこういう音が生まれて出てくるのか?

結構徹底検証してみました。

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サウンドホールは、Ovation Adamas特有のエポーレットと言われるサウンドホールなのですが、

何と、驚くなかれ、この楽器、このエポーレットを手で隠してしまっても、あまりサウンドが変わりません。
少しは変わるのですが、大幅な変化はないのです。

「え?じゃ、どっから音が出ているの??」

そう、素朴な疑問ですね。

何と!この楽器は、表板を薄く作っていて、グラスファイバーとグラスファイバーの間に薄い木をラミネートしてあるのです。
1983年までは、この楽器と同じ表板を使っていたそうですが、
これが鍵です。

何と、この楽器、表板の振動がそのまま音になってきこえてきていたのです。

エポーレットを手で押さえるよりも、表板の振動を手で押さえると、極端に薄っぺらな音になってしまうんですね。
どーんって表板からの振動そのままが音としてとんできている訳で、これにはビックリしました。
そりゃ、表板が厚くなってしまった時代のものとは、極端にサウンドが違うはずです。

これは、プロが使うギターだね。
お宝だね。
同じ楽器でもこんな音がするのはこのギターだけだろうね。
と白石さん談。

そんな話をしている後は、ハーモニカの話。

拓郎の「祭のあと」のハーモニカを教えて欲しいとのこと。

そして、白石さん演奏のビデオを拝見。十分、ハーモニカは効果的に吹かれているのですが
僕が吹くとこんな感じ、みたいなのをやったら、「カッコイイ」っておっしゃるので、
僕はあんまり分からないのですが、恐縮ながら
ハーモニカの吹き方みたいなものをレクチャー。

実際、白石さんにお教えするようなことなんて無いんですが、
マイナー調の時、ブルース調の時、みたいな、セカンド、サードポジションなるものを
ちょっとやってみました。

ってことで、
あっという間の3時間。


その後は、GAROへ。

アコースティックのバーみたいな所なんですね。
足助のかじやさんで演奏されたかたは、結構こちらで演奏されているそうで。

まずは記念写真。

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またまた綺麗な女性にはさまれて。ちょっと緊張しています。

白石さんとも記念写真。

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あまり暴れない様に、ということで思っていましたが、
早い時間でお客様がいらっしゃらなかったので、
こんな感じ。

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あー、気持ち良かった。笑

このあと、あのアコバトルスペシャルの再現。
白石さんにこのSuper Adamasを弾いてもらいつつ、マイクの設置場所も検証しました。
何と、このギター、サウンドホールにマイクを向けるよりも、表板の一番広いところにマイクを向けると
良い音でサウンドが収録出来るという、とても不思議なギター。
やっぱり表板そのものが振動して音を表板そのものが出しているというのを確認。
マイクの狙う場所が違うじゃん、と思われがちですが、これでいいんだってことですね。

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最終の予定は、中司スタジオ訪問が残っていましたので、
8時半すぎに中座となりましたが、
とても楽しかったです。

白石さん、こんなに長い時間、僕に付き合っていただきまして、本当にありがとうございます。
また、GAROの皆さん、ありがとうございます。
また、おじゃましたいと思います。これからもよろしくです!!



で、滋賀に移動。
多少遅れましたが、初めて、中司スタジオに。
昨年完成したスタジオですが、僕は、初めて。

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このレコーダーも面白そう。
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さらに、インターネットラジオも収録。


ということで、スケジュールを詰め込んだ大阪から、滋賀のスケジュールをこなしてまいりました。

翌日は滋賀の美術館のサマーフェスタの演奏。

本当に、充実した大阪、滋賀でございました。

皆様、本当にお世話になり、ありがとうございます!!
by artwing | 2012-07-30 04:51