ミニ音響システムを作ろう。Tapcoについて
2012年 05月 04日
雅音人が演奏するのは数曲、だけど、音響がないと伝わらない。
とはいえ、この数曲ってのがとっても大事で、
会場にお越しのお客様も多く、重要なコンサートだったり。
だけど催事場みたいなところで、あまり大きな音は出せない、
みたいない感じ。
うちの音響は、だいたい300人規模の設定をして機材を集めていますので
案外小規模な音響は持っていないのですね。
その場合どうするか・・・
小規模音響セットを買う?
まあ、これも一つの方法でしょうね。持ち運び可能な音響システムで以前持っていたのは
peaveyのエスコートっていうの。これは、片チャンネル75Wでトータル150Wだったけど
これは、小規模といっても役不足。
広い会場のごく一部分といっても、本当に目の前の人にしかきこえない音響。
もう少しパワーは欲しいのですね。
せめて、片チャンネル200Wは欲しい。
いろいろ考えたあげく、ミニ音響を買うにはお金がかかるし、既に音響システムがあるなら
それを当然転用した方が安上がりだし効率的。
で、現状パワーアンプ3台、イコライザー5チャンネル、卓も16CH
スピーカーにモニター・・
まず、パワーアンプはミニ音響にするなら、3台を一度に運ぶというセットは解除して
いつもメインに使っているパワーアンプと、電源用のパワーディストロビューターを一つのラックに
入れて、それ以外のパワーアンプを今までのキャスター付きのラックに入れる。
そうすることによって、小規模音響の時は、このメインのパワーアンプだけ持って行けるように
なるってわけ。
それで、あとは卓。
レコーディング用に使っているEDIROLのM-16DXは、現在2台ありますから、これをPA用にも使うという方法をとれば、かなり楽に持ち運びも出来るかも。
で、昨日、機材の整理の為にリサイクルショップを見て、ラックケースの安いのとか転がってないかな?と思ってたら、
丁度良いタイミングで、TAPCOのミキサーに遭遇。
Tapco mix220FXです。
皆さんは、このTAPCOなるブランドをご存じでしょうか?
昨年1月にこのブランドは終了してしまっているそうですが、
実は、これ、中味はMackieなんですよ。
Mackieの小規模用に作られたブランド?または、Behringer対策とも言われたブランドなんですよね。
ここに詳細が載っていたのでごらんください。
Tapco mix220FX
この小さなガタイに懲りまくった内容。スゴイでしょ?
ところが、昨年2011年の1月を持って、Tapcoは終了。市場からその姿は一気に消えていきました。
Behringerと勝負しても・・・ってことか、
やはり、もともとの価格設定に無理があったってことか
といっても、良い商品なことは間違いないのですが、
以前に、この卓、買おうかな???と検討した経緯もあるんですね。
だけど、大は小を兼ねるってわけで、あえてこのミニ卓を買うってところまで行かなかったのですが
これ、何と、8900円って書いてあった!!
ほとんど使った形跡なないくらいのものが、この値段。
そこは、リサイクルショップ、この値段なら、ぶつぶつ交換でも出来るんじゃないの??と
思って、
最近はギター用コーラスはDimensionに変わっていますので、以前はよく使っていたCE-3を2台とアナログディレイと1台、コンプレッサーと、オーバードライブ、このあたりは使ったことがないまま何年も来ていたので
これあわせていくら?
ってことで、ほぼぶつぶつ交換成立。笑
ということで、このミニ卓、うちにやってきました!
小規模音響を意識してシステムを作ったのはあまりなかったので、
小規模にはこれ使えますし、ギター用サブ卓にも使えますね。
次回、5月27日あたりの松本のデパートの催事場では、これ使おうかな~??