ミニ音響システムを作ろう。Tapcoについて

実は、こういう現場もあるのですね。
雅音人が演奏するのは数曲、だけど、音響がないと伝わらない。
とはいえ、この数曲ってのがとっても大事で、
会場にお越しのお客様も多く、重要なコンサートだったり。
だけど催事場みたいなところで、あまり大きな音は出せない、
みたいない感じ。

うちの音響は、だいたい300人規模の設定をして機材を集めていますので
案外小規模な音響は持っていないのですね。

その場合どうするか・・・


小規模音響セットを買う?

まあ、これも一つの方法でしょうね。持ち運び可能な音響システムで以前持っていたのは
peaveyのエスコートっていうの。これは、片チャンネル75Wでトータル150Wだったけど
これは、小規模といっても役不足。
広い会場のごく一部分といっても、本当に目の前の人にしかきこえない音響。

もう少しパワーは欲しいのですね。
せめて、片チャンネル200Wは欲しい。

いろいろ考えたあげく、ミニ音響を買うにはお金がかかるし、既に音響システムがあるなら
それを当然転用した方が安上がりだし効率的。


で、現状パワーアンプ3台、イコライザー5チャンネル、卓も16CH

スピーカーにモニター・・

まず、パワーアンプはミニ音響にするなら、3台を一度に運ぶというセットは解除して
いつもメインに使っているパワーアンプと、電源用のパワーディストロビューターを一つのラックに
入れて、それ以外のパワーアンプを今までのキャスター付きのラックに入れる。

そうすることによって、小規模音響の時は、このメインのパワーアンプだけ持って行けるように
なるってわけ。

それで、あとは卓。

レコーディング用に使っているEDIROLのM-16DXは、現在2台ありますから、これをPA用にも使うという方法をとれば、かなり楽に持ち運びも出来るかも。


で、昨日、機材の整理の為にリサイクルショップを見て、ラックケースの安いのとか転がってないかな?と思ってたら、

丁度良いタイミングで、TAPCOのミキサーに遭遇。
Tapco mix220FXです。

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皆さんは、このTAPCOなるブランドをご存じでしょうか?
昨年1月にこのブランドは終了してしまっているそうですが、
実は、これ、中味はMackieなんですよ。
Mackieの小規模用に作られたブランド?または、Behringer対策とも言われたブランドなんですよね。

ここに詳細が載っていたのでごらんください。

Tapco mix220FX

この小さなガタイに懲りまくった内容。スゴイでしょ?

ところが、昨年2011年の1月を持って、Tapcoは終了。市場からその姿は一気に消えていきました。
Behringerと勝負しても・・・ってことか、
やはり、もともとの価格設定に無理があったってことか

といっても、良い商品なことは間違いないのですが、
以前に、この卓、買おうかな???と検討した経緯もあるんですね。
だけど、大は小を兼ねるってわけで、あえてこのミニ卓を買うってところまで行かなかったのですが
これ、何と、8900円って書いてあった!!

ほとんど使った形跡なないくらいのものが、この値段。

そこは、リサイクルショップ、この値段なら、ぶつぶつ交換でも出来るんじゃないの??と
思って、
最近はギター用コーラスはDimensionに変わっていますので、以前はよく使っていたCE-3を2台とアナログディレイと1台、コンプレッサーと、オーバードライブ、このあたりは使ったことがないまま何年も来ていたので
これあわせていくら?

ってことで、ほぼぶつぶつ交換成立。笑

ということで、このミニ卓、うちにやってきました!

小規模音響を意識してシステムを作ったのはあまりなかったので、
小規模にはこれ使えますし、ギター用サブ卓にも使えますね。

次回、5月27日あたりの松本のデパートの催事場では、これ使おうかな~??
by artwing | 2012-05-04 09:18

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