COP10コンサート報告
2010年 10月 18日
どこから書いていいのかまだ迷っていますが、
とりあえず書き出します。
10月16日~17日
現在名古屋で行われています、生物多様性第10回締約国会議、COP10。
この関係のイベントでCOP10が18日開幕ということで、
プレイベントがオアシス21で行われ、
そうそうたる出演者の中に、雅音人は、3回コンサートをさせていただいたのです。



Tamikoさんからも書き込みがありますから、ここでご紹介しましょう。
「COP10報告、音楽活動集大成のイベントだった!!」
昨日、3ステージを終えて松本行きの19:40の特急しなので帰ってきました。
電車に乗って座ったとたん、動けなくなって死んだように眠ってしまった・・・
まさに全精力を出し切って歌った気がします。
COP10という国際会議の会期中に私たちがこれまで作り、
演奏してきた楽曲が歓迎され、喜ばれ、活かされ、感謝された。。。。。
テーマにふさわしい楽曲をこれだけ持っていたということ、
会期中の出演アーティストの中にはいないでしょうね~~。。。
写真も撮影してくださる方がいたのでご紹介できると思います。
しかし盛りだくさんだった二日間、
とてもこの一回のブログだけではご報告できませんので
順次ご報告いたします。
とにかく最後のコンサートはとても歌いやすくて
自分の持てる力を出し切ることができました。
本当にそれがなにより嬉しかった!!
そしてエンディングに「Message」を歌えたことが感動したよ~~!!
出演に声をかけてくださった名古屋市上下水道局の担当の方にも
「また、機会あればお願いします!」と言っていただいたし
ありがたいことだな~~!
ということで、
僕らは、環境活動からスタートした異色のミュージシャンなのですが、
その僕らが、環境をテーマとした中では最高峰、国際会議の公式スケジュールの中で コンサートをすることになったのです。
意気込みとしては紅白に出演するつもりでがんばってきました。
このイベントでは、
名古屋市上下水道局さんが主催するCOP10プレイベントで、
水でつながる命というテーマで行われました。

内容はこちらでご確認ください。
16日は、朝10時半から30分
雅音人はオープニングを担当、
森のしずく
母なる流れよ
大樹の唄
森の声
この4曲。
あまりリハの時間が無くて結構厳しい中音だったのですが
何とか無事に演奏。
コンサートが終わったとき、優しそうなおばさまが、
次々とステージに差し入れをくださいました。

こんなかわいいおまんじゅうも。

信濃毎日新聞が出しているタウン情報の記者の方から事前に取材を受けていましたが、
10月16日、当日の新聞で「歌声 世界へ発信」というタイトルででかでかと写真入りで
掲載されていまして、これもビックリ。

そして、同じ木祖村さんの仕事を名古屋方面でされている
平松八江子さん(おしゃべりピアニスト ひらめさん)が
その後演奏、
記念写真


他には、馬頭琴のデリヘイ氏、
デリヘイ氏myspace
倉沢桃子さん
岡本真夜さんも登場。
岡本真夜さんブログ
華々しいイベントとなりました。
長野県の阿智村清内路地区のみずならをテーマにしたCD付き絵本、
「おおまきの唄がきこえる」の作家さんの田之上尚子さんも来てくださいまして、翌日の17日にもお越しくださるとのこと。
嬉しかったです。

そして、初日のお疲れ会。
Tamikoさんの同級生の方とご一緒してお寿司をごちそうになって
しまいました。美味しかったでーす。
ごちそうさまでした~
ありがとうございました~
翌日、17日。
この日は、昨日のこともあり、しっかりとリハをとっていただけることに。
朝、イベンターの方にお願いして舞台監督さんリハをお願いしていただき、
しっかり音作りさせていただきました。
今回、17日には、みにてんの清水さんが、写真を撮影してくださいました。
この日は、このCOP10のプレイベントのトリで、
岡本真夜さんが前日の最終プログラムでしたが、
この日は、同じ1時間の枠で雅音人が入っているのです。
何としても、妥協出来ないのですよね。
しっかりやらないと。
そんなわけで、結構納得出来るサウンド作りが出来ました。
朝から、名古屋の河村市長が登場。
美味しい水は、源流の皆さんのおかげ。それをわすれちゃいかん!!
とても心にひびきましたよ。


そして、いよいよ雅音人の前半の演奏。
森のしずく
EARTH BLUE
母なる流れよ
愛の歌をうたおう



このEARTH BLUEには、なみなみならぬ思いがありました。
雅音人初期の楽曲ですが、
まさしく、この生物多様性にあまりにもぴったりの楽曲であります。
練習のときに、何と、あのTamikoさんがこの曲を歌っているときに
涙する場面も。
そんな、伝えたいこと満載の内容の楽曲なのであります。





昨日と比べると、本当に演奏しやすい。Tamikoさんも歌いやすかったって言っていました。
本当に何を伝えるのか、っていうことに集中して演奏できたように思います。



その後、下呂の獅子舞があったり、
江戸家猫八師匠のトリの鳴き声や、動物の鳴き声での生物多様性クイズなど、
また、藤本美貴さんと、大学教授とのトークショー。
エコを実現するため自然の扉を開くと、何と、我慢じゃなくて、逆に夢が広がることばかり。
20年後は楽しくなるぞー。そんな予感がするトークショーでした。
さ、いよいよ、このイベントも最後に近づいてきました。
雅音人がトリであります。

この日にかけてきた思いみたいなものが、体を駆けめぐる感じでした。
セッティングして、司会の方が雅音人さんですと呼んでくれます。
そして、僕らは登場。
衣装も、このコンサートの為に2人とも新調したのです。
演奏曲は
木蔭
未来 チャランゴの演奏
フクロウの子守歌
森のしずく
ブナの森の物語
大樹の唄
ここにあなたがいる
Message
全8曲。

未来ではチャランゴも弾きました。


フクロウの子守歌では、
こんなアンティークなギターも登場。
曲調に合わせてみようかなって思いました。

森のしずくの時には、
木祖村観光大使としても物産のご紹介をしたりしました。
持っているのは、桜咲いだー。(サクラサイダー)笑
河村名古屋市長も、焼酎よりうまいとか言ってました~

夕方5時からでしたので、途中でだんだん日が暮れてきました。
そして、ステージのライトが映え渡り、美しい照明となりました。




バックのLEDモニターには、初日、2日目ともにTamikoさんの姿や
曲中には、長野県の風景、木祖村の風景、
ブナの森の物語では、写真家、石田道行さんのブナの木の写真を掲載して
いただきました。
この写真の編集には、長野県庁の森林政策課の小林さんがご協力くださり
動画として仕上げてくださいました。
本当にありがとうございます。
この世界的なイベントのエンディングが
Message
もう、これ以上のシュチュエーションはないでしょう。
本当に世界の方々が名古屋に8000人も集まっていて
そのCOP10のイベントとして
世界平和の曲を演奏するわけですから。
僕も、久々に力入りました。







演奏終了して、
Tamikoさんが、集大成だったね。
僕が、うん、そうだね。
何だか言葉につまってしまって、涙が出てきちゃいました。
このイベントには、名古屋市上下水道局様はじめ、
それを請けて、イベンターの方々、舞台監督さん、映像さん、音響さん、
照明さん、
ものすごく沢山の方々が関わり、共に真剣に仕事をした素晴らしいスタッフに恵まれ、
幸せな2日間でした。
また、名古屋市上下水道局さん、また、是非お願いしますって声かけてくれました。
嬉しいです。
最高のコンサートでした。
本当に本当に関係各位の皆様がた、
ありがとうございました。