「7月3日、原先生×雅音人ライブin松本市音楽文化ホール!」

7月3日のコラボコンサートの報告です。
僕らは、朝、9時からセッティング、その前に、以前に木祖村の仕事とかでご一緒したご縁もあって、
ABCの小林さんから、スクリーンをおかりしたりして
会場に向かいました。
会場到着。
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今回の音響は、成川くん。
LR16の本領発揮ということで、こんな大きな会場で使ってみました。

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LANケーブル一つでステージ側の本体とつなぐことが出来るのが、大変役に立った現場でした。

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ライブレコーディングも試みて、トータルしてレコーディングもしてみました。

この機材、トリム(ゲイン)が0なのに、パワーアンプはある程度通常通りのセッティングをしている
つもりですが、かなり出力がデカイです。
パワーアンプは半分くらいで、卓側のトリムも調整して、ある程度のメーターの振りを得てから
全体の音量をアンプ側で調整した方がよいかもっていうこともいろいろリハ中にはありました。

AUXが、3系統ありますが、
何と、1はプリフェーダーとポストフェーダーと切り替えスイッチ付き。通常はポスト。
2は、プリフェーダー固定、
3はポストフェーダー固定という変わったセッティングがなされていまして、
始めは、フェーダーを下げて、モニターの返りを聴いてたら、
2しかでないってワケ。
そりゃ、そうですよね。今考えりゃ。
フェーダーの後の音がポストフェーダーですから、フェーダー下げてたんじゃ、でないのは当然。
だけど、その時は分からなくて、何故なんだ????
とか考えてましたが、本番では、サブアウトの12からモニターを返して、事なきを得ましたです。

さ、本番の様子は、Tamikoさんからの投稿がありましたから、
それを転用ってことで、よろしく。

以下、Tamikoさんの書き込みです。


改めて、原郁雄先生のファンになってしまいました!


7月3日(土)、松本市音楽文化ホールにて
「松本市保育研究会」主催による
原郁雄先生講演×雅音人ライブが行なわれました。
約400人くらいの保育関係者の皆さんが集まられました。
総会の様子

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後半の講演内容は「世界の貧困問題を取り入れる中で
子どもたちがどう変わったか」

今回は2時間たっぷり・・・なんて思っていたんですが、
私たちの歌う時間を引いて100分、でも
先生の思いは伝えきれなかったらしい!
始まる前にも「いや~、ボクシングの減量と同じで
いかに削るかが大変なんですよね~」と
しきりにパソコンをチェックしていて
総会が早目に終わって
会長の野村さん(実はQ隊長の奥様)が
「先生、早く始められますからね!」と言いに来てくださった時
原先生は「よかった、じゃあ、このまま行けますね!」と
ご自分が用意したデータで決行できることに大喜びでした。

熱さが伝わるな~、とこちらが嬉しくなってしまうくらい。
実際はステージで私たちも見させていただきながらお勉強させていただきました。
2時間の講演会ということで内容も広く、深く
できるだけ多くのことを知っていただきたいという
原先生の思いがあふれていました。
いつも通り、雅音人の曲には先生の選んでくださった写真がたくさん並べられ
曲の雰囲気をより伝わりやすくしてくださるんです。
本当にありがたい!

よ~し、私たちも頑張らなくちゃ!
・・・しかし私のコンディションが良好、とまでいかなかったの。
お腹の調子が。。。。風邪?とまでいかないけど喉の調子も。。。。
そしてステージは冷房があたる場所に座っていて
冷えてしまい・・・
でも、原先生の熱のこもった講演にお応えするべく
頑張りました。
しかし、思わぬミスも出て・・・ごめんなさい。
でもね、なぜか終わった後晴れやかな気持ちでした。
教訓。。。人間は生身の体。
いろんなコンディションがあるけど、環境があるけど
その中での精一杯を表現する、それが全てだと。

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そう言いながら講演会も終盤に。
しかし、原先生の用意してくださった内容は時間までには終わらず
約20分ほど超過してしまいました。
最後に雅音人の「風が好き」という曲で終わったのですが
原先生、反省しきり!
その後の御苦労さんお茶会にも、そればかりを気にされていて
なんて気づかいなさる方だろうと却ってお気の毒に思ってしまいました。

原先生が帰られた後、残った主催側の皆さんとお話ししていて
「本当にたくさんの伝えたいことがあるんですよね、
こういう機会はなかなかないから、時間が足りなくても
保育士さんたちにあの内容を伝えたかったんだと思いますよ。」
とお話しさせていただきました。

そしたら夜になって原先生から
「ひとり反省会」を!?されていたのか
長いメールが届いて時間超過の反省などが送られてきました。
私は気になさらないようにと返事をしたんですが
そのあとのメールでは
「実は講演内容をもう一度チェックしていたんですが
あれでよかったんだと気づきました!
僕はあれが伝えたかったんだと!!」
とふっ切れた文章が!
あの後、たぶん東京のホテルで今日のご自分の講演内容を
再チェックされていたの???疲れているはずなのに!!
もう、どこまで真摯なの~~!

びっくりでした、本当にまじめで一途ですね~~、先生は!!
私は「先生の思いは皆さんに伝わっていますよ。そのまま通りを
先生が帰られた後私からみなさんにお話しさせていただきましたから。」
と返信しました。

熱い思い、伝えきれない思い
伝えるための努力、工夫。
人は思いを抱えて
こうやって頑張るんだ。
私だってそう。歌うのは伝えるため。
体調がああだこうだ、じゃない。
伝えるためにそこにいる、そこに立つ。
そこで出来る精一杯をさせていただく。
それだけしかできない。

最後に原先生が
この日初めてご自分の講演を聴きに来てくださった
弟さんの感想のメールを送ってくださいました。

その中で雅音人の曲に触れて

「兄貴の話と雅音人さんのコラボは予想以上に?(失礼!)呼吸があっていて感心しました。
(中略)
それはそうと本日の最大の成果?!は雅音人さんの最後の「風が好き」でした。(ごめんなさい!)
“風”という言葉(音)を繰り返し表現していましたが
その言葉(音)のメッセージが全て異なり、改めてビックリ(驚き)ました。
音の直接性(表現力、伝えること)はまさに言葉に勝ると改めて認識しました。
“まさに音(メッセージ)を伝える人”ですね。」

と嬉しい感想をいただきました。
原先生のアイデアで
この曲を講演の一番最後に歌いました。
原先生が用意してくださった美しいスイスの山や花の風景
そして子どもたちの笑顔の写真とともに。
それがこんな風に受け止めていただけたこと
私たちにとってはとても嬉しいことでした。

原先生、がんばりましょうね。
またまた熱い原先生の御心に触れて嬉しく楽しかったです。
熱い思いを持て余す同志
励まし合いましょう!!
それでは・・・・
by artwing | 2010-07-06 22:41

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