デジミキ使用感レポート

実は、先日の17日、ジャイブカフェから代わって、新たなライブスポット、阿蔵での
日進のミニライブのとき、
FostexのLR16を使ってみましたので、報告しますね。

まず、セッティングは、今回はモニターなしです。
っていうのは、とても会場が狭い空間ということもあり、モニターの返りは必要はありませんでした。

まずは、セッティングで、デジミキのミキサー部単体で机の上。
あとは、一番下から、パワーアンプラック、グライコラック、LR16接続部&レコーダー部とエフェクトラックと積み上げて、タワー式にセッティングしました。

その際、もちろん、デジミキのミキサー部と、接続部をイーサネットケーブル(LAN)でつなぐのですが、
今回、50mのイーサネットケーブルのみ買ってあったのですが、
これが、多分ここまでの長さあまり使わないですな~
これは、3mくらいのものや、10mくらいのものといろいろな種類を買っておく必要がありますね。
ここがこのデジミキの強みかもですね。
通常、マルチケーブルの長さをいろいろ揃えておこうなんて考え方は、お金が相当かかるという
状況ですから、数万円はプラスして必要なのですが、
このイーサネットケーブルであれば、50mでも約5000円(カテゴリー5という種類)
ですから、3mや、10mというのは、3mなどは、何百円で買えるというとこですね。
場所の広さ、セッティングのスタイルによって、このイーサネットケーブルの長さを変更できるという
状況があれば、セッティングの状況はさらにすっきりですね。

で、接続。

接続部のメインアウトからイコライザーLRで2chを通してパワーアンプへ、そしてPAスピーカーへ。

デジミキってもしかして、グライコなんていらないのかな?って思っていましたが
いえいえ、やっぱ、グライコは必要不可欠。
ハウリ防止や、音作りは重要ですね。
ハウリのポイントをカット、
高域と低域は、グライコに調整するつまみがありますが、これはフラットに。

ある程度、機材もあたたまってくると、本領発揮してきますね。

今までのアナログ卓と基本ほかのセッティングは代わっていませんから、
デジミキになってどう違うか。
これを試してみました。

デジミキって、デジタルでしょ?だから、冷たい感じしてしまうかな?って思ったら
違うのです。
音が暖かい感じがして、丸い。
とげとげしい感じがしない。
低域と高域がとても心地よい。
低域っていうのはいままで、作らないとできないものって思っていましたが
アコースティックの丸い感じの低域がなにもしないのに出来てる。
高域も、一番高いところが、シャランってした軽くて優しい感じのサウンドになって
思ったよりも、音が作りやすい。
これで10万ちょいなら、はっきり言って絶対安い。

内臓エフェクトは、どんなものかですが、
もうチョイクリア感のあるリバーブだとベストかもしれませんが、
これはいろいろのレビューもありまして、
バージョンアップで変わってくる・・・ハズ??
って書いてありました。
しかし、今回は、ほとんど外部エフェクトは使用しないで、内臓エフェクトのみ使いましたが
案外使えるので、それほどの問題はないかなと思っています。

サウンドはとっても気に入りました。
いろいろな会場、現場で使ってみたいですね。

とりあえず、次回活躍する現場は、
6月29日(土)
ファインビュー室山のロビーコンサート

7月3日の音楽文化ホール大ホールの音響はうちのスタッフの成川氏に任せるので、
アナログミキサーでやります。

7月17日の清内路の原画展コンサートでは、デジミキの活躍現場となります。

これからさらに使いこんでいきたいって思っています。


とりあえずのデジミキれぽですた。
by artwing | 2010-06-19 09:24

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