FostexLR16デジタルミキサーの環境が整いました。

いよいよデジミキデビューとなりました。
FostexLR16です。

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今日までに、LR16のミキサー部と、接続部&レコーダー部、
このラックケースへのマウントも完了しました。
接続部には、いままでのエフェクトも一緒にマウントしました。

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で、特徴的なところから、検証していきました。

まずは、このデジタルミキサーは、2つの機材がドッキングして
初めて、本領を発揮するというものでありまして、
ミキサー部と接続部が別々の機材になっていまして、
それを、イーサネットケーブルというものでつなぐわけです。
もともと、イーサネットケーブルというのは、LANケーブルの一種で、
そのイーサネットケーブルの中でも、カテゴリー5という種類のものを
使用するということになっています。

付属のイーサネットケーブルは、50センチ。
この様に、上下にセットするときには、この50センチを使用して使います。
あとは、この接続部をステージ側にセットして、客席側で、このミキサー部をセットしてオペレートする場合、
この、イーサネットケーブルは、50メートルまでのばすことが出来ます。
それで、今回、早速50メートルのイーサネットケーブルを購入。
接続してみました。

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やっぱデジタルですね~
50センチも50メートルも全く変わらないですね。

それと、丁度、エフェクトは内蔵されていまして、1系統使えます。
ですが、ミックスして外部のエフェクトを使用出来るので、今回は
この接続部のラックに、今まで使用していたTCエレクトロニックの
M350というリバーブを一緒にマウントしました。

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このEFFSendというところに、ホーンジャックを差し込み、
エフェクトの入力へ、
そして、エフェクトの出力から、チャンネルに返します。
今回は14Chに返しています。

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この接続部はキャノン入力とホーン入力とどちらでも対応出来る
形式になっていますので、とても便利です。

こうして、エフェクトは2系統操作できるようになりました。


また、このCDなどを入力出来るこの赤白のピンですが、
これもまた、デジタルならでは。

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この入力の音量調整は、どのチャンネルを操作したら可能になるか
というのを、接続部の操作でアサインすることが出来るようになって
います。
現在は、15、16Chがこの赤白のピンの入力を操作出来るように
アサインされています。
CDをこのピンに入れて、丁度15,16Chを操作すると音量とかも
操作出来るので、カラオケでもこのミキサー部から流して、モニターも返すことが出来るってわけ。

オグジュアリーは3系統。モニターの出力に使います。


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また、グループアウトも4系統、このグループアウトをメインアウトに
使用することも可能。

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レコーディングは、ミキサー部のスイッチでレコーディングをスタート
させることが出来ます。

あとレコーディング時ですが、ハードディスクの容量が80Gなんですが
全部WAVですから、結構くうんですね。
ですから、3トラック同時レコーディングですと、約1時間ちょっとでいっぱいいっぱい。
可能なら、めいっぱい3本くらいライブが録れるとベストだけど
そうは言っていられませんね。
とりあえず、1本ライブが終わったら、PCに音源を落として、
再度、次のライブでレコーディングってことになるかもですが、
かなりクオリティの良い録音が出来そうです。

レコーディングしたら、今度はミキサー部のソースというところを押すと、各チャンネルことに、再生モードに切り替えて即再生出来るわけ。


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まずは、コンデンサーマイクをつないで、また、ダイナミックをつないでと、いろいろ試しました。
なかなか良いサウンドでしたよ。

丁度、ファインビューなどのセッティングは、
一番下にパワーアンプのユニット、その上に31バンドイコライザーのユニット、その上にこの接続部、その上にミキサー部という4つのラックを積み上げて、後ろを短いケーブルでつなげばすぐにセッティング完了ですね。
これは早いと思いますよ。

マルチケーブルもこれで使わなくなりますから、
これからの現場はかなり効率化出来るかと思います。
by artwing | 2010-06-17 07:29

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